冬のレジャーシーズン、愛車の日産リーフで雪山へ行きたい——そんなときに気になるのが「EVで雪山は大丈夫?」という不安。 実際には、「やばい!」と感じる瞬間もあれば、EVならではの快適さに驚く場面もあります。本記事では2025年最新の知見をもとに、雪山ドライブにおけるリーフのメリット・デメリット、準備すべきポイントを解説します。
リーフで雪山が“やばい”と言われる理由
1. 冬場の電費が激減する
- 気温0℃以下ではバッテリー活性が低下 → 電費が20〜40%低下
- 暖房使用でさらに消費増
- 航続距離がカタログ値の半分近くになることも
例:40kWhモデルで通常約300km → 雪山では180km前後
2. 急速充電が遅くなる
- 低温時は充電制御が入り最大出力が制限
- 100kW対応でも実際は30〜50kWしか出ないケースあり
- 雪山の充電スポットは少なく待ち時間が延びることも
3. スタッドレス+登坂で電費が悪化
- スタッドレスタイヤの転がり抵抗増
- 登坂でモーター負荷増加 → 消費電力アップ
- 一部では回生ブレーキ効率も低下
4. V2L(給電機能)が“神機能”になる
- 雪山のロッジや車中泊で最大1,500Wを外部供給
- 電気毛布、IH調理器、照明、スマホ充電が可能
- 災害時だけでなくアウトドアでも強みを発揮
オーナーの実体験から学ぶ
「雪山で電費が5.5km/kWhまで落ちた。充電計画は必須」 「プリコンディショニングで暖房すれば走行中の電費は節約できる」 「V2Lで車内を快適にできた。EVの特権だと思う」
雪山でリーフを使うなら押さえておくべきポイント
項目 | 対策 |
---|---|
電費低下 | 航続距離に余裕を持ち、事前に充電計画を立てる |
暖房使用 | プリコンディショニング(充電中に暖房)で走行時の負荷を軽減 |
タイヤ | スタッドレスは空気圧を高めに設定し、転がり抵抗を抑える |
充電スポット | 山間部の急速充電器は事前にマップで確認(NCS・ZESP3対応) |
V2L活用 | 延長コードや変換器を準備し、車中泊やロッジで電源確保 |
まとめ:やばい=リスクとロマンの両立
リーフで雪山に行くことは、EVの弱点(寒冷地での電費低下や充電速度低下)と、EVならではの強み(静粛性・給電機能)を両方体感できるアクティビティです。 正しい準備と計画があれば「やばいほど快適」な雪山ドライブを楽しむことができます。
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