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新型エルグランドとレクサスLMを比較|家族で使うならどこを見る?

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新型エルグランドとレクサスLMを比較|家族で使うならどこを見る?

公式情報確認日:2026年9月4日(JST)

家族で毎日使う車として比べるなら、最初に見るべきなのは「高級感の強さ」ではなく、何人で乗る日が多いかです。新型エルグランドE53は全車7人乗り、レクサスLMはLM500h version Lが6人乗り、EXECUTIVEが4人乗りです。日常の送迎や三列目まで使う予定があるなら、まずエルグランドの座席配置と乗り降りを確かめるのが自然です。LMは後席の過ごし方を優先したい家庭、または少人数で移動する時間を大切にしたい人に向く車です。

どちらも背の高い高級ミニバンですが、似たもの同士として価格だけを並べると、肝心な違いが見えにくくなります。新型エルグランドは7人が乗る日と、運転する人も後席に乗る人も同じ一台を使い続ける場面を考えやすい構成です。LMは4人または6人という定員を前提に、後席の空間や装備に重心があります。家族構成、荷物、駐車場、予算の順で見れば、無理に優劣を決めなくても自分に必要な車が見えてきます。

屋外で撮影された茶色の新型日産エルグランドE53
新型日産エルグランドE53の実車。写真は4代目エルグランドとして公開された車両で、見積もり時には選ぶグレード・ボディカラー・用品の構成を別に確認してください。写真:Ohcock/Wikimedia Commons、CC0。

先に結論:7人で使う日があるなら、定員から比べる

新型エルグランドは、日産の現行案内で全車7人乗りです。一方、レクサスLMの現行ラインアップは、LM500h version Lが6人乗り、LM500h EXECUTIVEが4人乗りとなっています。人数だけを見ると一人か三人の違いですが、実際には「誰がどこへ座るか」「子どもを乗せたあとに誰が乗るか」「祖父母も一緒に出かける日はあるか」といった予定に直結します。

たとえば普段は4人家族でも、習い事の送迎で友人を乗せる、帰省の際に親を迎えに行く、三列目まで使って旅行するという日があるなら、7人乗りの前提は大きいものです。反対に、ほとんどが2〜4人での移動で、二列目で過ごす時間を優先したい場合は、LMの4人乗りまたは6人乗りというつくりが候補になります。どちらが上という話ではなく、必要な座席数が先に決まる比較です。

注意したいのは、エルグランドの「7人乗り」を、いつでも大人7人と大きな荷物を余裕で載せられる意味に置き換えないことです。三列目を使う日は荷室との両立を見ます。LMの「6人乗り」も、単に座席が一つ少ないだけではありません。version Lは二列目と三列目を使う構成、EXECUTIVEは4人乗りとして後席の設備を持つ構成です。乗車人数の予定を紙に書いて、販売店で同じ人数の座り方を試すのが確実です。

定員・車体寸法・価格の違いを、同じ条件で並べる

下表は、日産とレクサスの公式ページを2026年9月4日に確認してまとめたものです。エルグランドは標準系グレードとしてX e-4ORCEとG e-4ORCE、LMはLM500h version LとEXECUTIVEを対象にしています。AUTECH、VIP、メーカーオプション、特別塗装色、登録費用や保険料は含めずに考えてください。

項目新型エルグランド E53レクサスLM家族で見る時のポイント
乗車定員全車7人乗りversion Lは6人、EXECUTIVEは4人月に一度でも7人近く乗る予定があるか
全長4,995mm(G e-4ORCEの代表値)5,125mmLMは130mm長い。自宅の奥行きと後方の余地を確認する
全幅1,895mm(G e-4ORCEの代表値)1,890mm数値差は小さいが、柱・壁・ドアを開ける側の余地を見る
全高1,975mm(G e-4ORCEの代表値)1,955mm立体駐車場や屋根の梁は、選ぶ仕様と管理規約で確認する
車両本体の表示価格X e-4ORCE 6,897,000円、G e-4ORCE 7,579,000円(税込)version L 15,200,000円〜、EXECUTIVE 20,300,000円〜(税込)車両本体と支払総額は別。用品・諸費用を含む見積書で比べる

寸法は数字だけでは使い勝手になりません。エルグランドの全幅はLMより5mm大きく、全長はLMより130mm短いという関係です。自宅の区画がぎりぎりなら、どちらが入るかを外から眺めて決めるのではなく、車検証やカタログの数値と区画図を照合します。特に、後ろに壁がある駐車場、前面道路から角を曲がって入る区画、乗り降りする側に柱がある場所では、ボディサイズ以外にドアやバックドアを動かすための余地が必要です。

価格差を「装備の多さ」だけで片付けない
LMの価格帯はエルグランドの標準系グレードより大きく上です。ただし、価格差をどの装備何円分と分解して断定することはできません。後席のつくり、定員、販売・サービスの仕組み、選べる仕様を含めて別の商品の位置づけです。購入予算を考える時は、車両本体価格に税金、登録、保険、用品、ローンの金利を加えた支払総額で比較してください。
展示会場で後方から撮影された新型日産エルグランドE53
Japan Mobility Show Kansai 2025で後方から撮影された新型日産エルグランド(6AA-NE53)。後方のデザインを示す実車写真で、荷室の実寸やバックドアを開けるための余地を写真だけで判断するものではありません。写真:Tokumeigakarinoaoshima/Wikimedia Commons、CC0。

後席をどう使うかで、LMの「4人」と「6人」は別の選択になる

LM500h EXECUTIVEは4人乗り、LM500h version Lは6人乗りです。EXECUTIVEの後席には、48インチ大型ワイドディスプレイや電動昇降ガラス付きパーティションなどが公式に案内されています。これは、後席を乗車人数のためだけでなく、移動中の時間を過ごす場所として重視する人のための構成です。家族全員の席数を優先する車とは、検討の入り口が異なります。

version Lは6人乗りで三列目を備えます。二列目の快適さを求めながら、四人以上で使う日もある家庭では、EXECUTIVEより現実的に見えるかもしれません。ただし、6人という数字だけでエルグランドと同じ用途と考えるのは早計です。チャイルドシートをどこへ付けるか、三列目へ入る時に二列目をどう動かすか、ベビーカーや旅行用バッグを載せる日はどうするかまで、実車で確かめてください。

この比較では、写真に写るLMを日本仕様のどのグレードかまで明記しています。以下はLM500h version L(6人乗り)の室内写真です。カタログ写真の印象だけで「家族全員が同じようにくつろげる」と決めず、あなたの家族の人数と座り方に置き換えて考えるための参考にしてください。写真に写る内装色や用品が、注文時の標準装備をすべて表すものではありません。

レクサスLM500h version L 6人乗りの室内
レクサスLM500h version L(5AA-TAWH15W-LPTVT、6人乗り)の室内。二列目・三列目を使う予定なら、チャイルドシートの位置、ウォークインの操作、荷物を置く場所を実車で確認してください。写真:Tokumeigakarinoaoshima/Wikimedia Commons、CC BY-SA 4.0。

二列目を優先するなら、乗る人の予定を書き出してから試乗へ

家族向けの車を選ぶ時、二列目の座り心地は大切です。ただし、その評価を「座った瞬間に豪華だった」だけで終わらせると、普段の使い方が抜け落ちます。幼児を抱えたまま乗るのか、小学生が自分で乗り降りするのか、シニアの家族がいるのか、雨の日に傘や荷物を持つのかで、気になる部分は変わります。二列目へ座る人と、運転する人の両方が販売店へ行けるなら、同じ日に確認するのが理想です。

エルグランドについて日産は、後席ステップ地上高を約370mm、スライドドア開口部を全開時約700mmと案内しています。これらは社内測定値で、車両姿勢などにより変わる旨も明記されています。数値は乗り降りの目安になりますが、使いやすさを保証するものではありません。段差の感じ方や手を添える場所は人によって違うため、普段使う靴、必要ならチャイルドシートや杖などを想定して確認してください。

LMについても、後席の装備名称だけでは家族に合うか判断できません。LM500h EXECUTIVEは4人乗り、version Lは6人乗りで、後席のディスプレイも公式上は48インチと14インチという違いがあります。画面の大きさより先に、誰が座るのか、画面を使わない時に視界や会話へどう影響するか、長い移動の途中で三列目を必要とするかを考えると、商談で確認したい項目がはっきりします。

レクサスLM500h EXECUTIVE 4人乗りの室内
レクサスLM500h EXECUTIVE(5AA-TAWH15W-LNTXT、4人乗り)の室内。4人乗り仕様の後席空間を示す実車写真です。6人乗りversion Lの座席配置やディスプレイの仕様とは分けて確認してください。写真:Tokumeigakarinoaoshima/Wikimedia Commons、CC BY-SA 4.0。

運転する人が見るべきなのは、パワートレインの名前より毎日の条件

新型エルグランドはe-POWERとe-4ORCEを採用するモデルです。日産は、発電に特化したエンジンと5-in-1電動パワートレインユニットを組み合わせること、前後モーターとブレーキを統合制御することを案内しています。LM500hは、2.4Lターボエンジンとハイブリッドシステム、Direct Shift-6AT、AWDを採用します。形式が異なるため、カタログの用語だけを横に並べて、どちらが必ず静か、必ず速いと決めることはできません。

家族で使うなら、試乗で確認したいことはもっと具体的です。自宅付近の狭い道で視界に不安がないか、交差点から発進する時に同乗者が酔いやすくないか、後席の会話が前席まで届くか、駐車操作で子どもの乗り降りを待てる位置に止められるか。短い試乗ではすべてを再現できませんが、販売店へ事前に「家の近くに似た道を走りたい」「駐車場のような低速の扱いやすさを見たい」と相談すれば、確認の目的が伝わります。

燃費も、WLTCモードの一つの数字だけで年間費用を決めない方が安全です。LMの公式ページでは、LM500h EXECUTIVEが13.3km/L、version Lが13.8km/Lと掲載されています。日産・レクサスとも、燃費は定められた試験条件での値で、気象、渋滞、運転方法、エアコン使用などで変わることを注記しています。年間走行距離、住んでいる地域の燃料価格、送迎の頻度を前提にして、販売店に概算を相談してください。

荷室と三列目は、旅行の日を一度再現してみる

普段は少人数でも、車選びで後悔しやすいのは旅行、帰省、買い物が重なった日です。スーツケース、ベビーカー、子どもの着替え、保冷バッグ、折りたたみ椅子などを同時に積むと、普段見ていた荷室の印象とは変わります。三列目まで人が乗るなら、荷物の量も同時に確認します。エルグランドは7人乗り、LM version Lは6人乗りなので、座席の一つ分の違いだけでなく、荷物を置く場所と人の動線がどう変わるかを見ます。

販売店へ行く前に、家で最も大きい荷物の縦・横・高さを測っておくと話が早くなります。ベビーカーを使うなら畳んだ状態、キャリーケースなら普段使うサイズで測ります。展示車へ実物を載せる場合は必ず販売店に許可を取り、難しければ段ボールやメモで大きさを伝えます。写真の荷室は見た目の参考であって、実際に積める量を保証する資料ではありません。

旅行の当日に「三列目を使ったら荷物が入らない」「駐車場でバックドアを十分に開けられない」と気づくのは避けたい失敗です。対策は難しくありません。家で使う大きな荷物を二、三点だけ決め、その寸法と駐車場の後方の空き寸法をメモしてから確認することです。全てを想像で済ませず、ふだん最も困りそうな一日を一つ選んで試すと、必要な広さが具体的になります。

LMの写真で後ろ姿を確認するときも、EXECUTIVEの4人乗りとversion Lの6人乗りを混ぜないことが大切です。下の写真はversion Lの後方です。家族が三列目まで使う可能性があるなら、version Lの現車で、三列目を立てた状態・荷物を置く位置・バックドアを開ける時の後方スペースを確認してください。EXECUTIVEの後席を魅力的に感じても、必要な人数と荷物が収まるかは別の確認になります。

レクサスLM500h version L 6人乗りを後方から撮影した写真
レクサスLM500h version L(5AA-TAWH15W-LPTVT、6人乗り)の後方。外観を示す実車写真です。三列目使用時の荷室容量やバックドア開口部の寸法は、公式の諸元・実車・持参する荷物で確かめてください。写真:Tokumeigakarinoaoshima/Wikimedia Commons、CC BY-SA 4.0。

家族用としての選び方は、二つの質問に戻る

「何人で乗る日があるか」

家族で使うなら、まず一年の予定を見直します。普段の人数だけでなく、送迎、祖父母との外出、友人を乗せる日、帰省、旅行を含めて、何人まで乗る場面があるかを書き出します。7人で乗る予定があるなら、全車7人乗りのエルグランドが比較の出発点です。最大でも6人までで、後席の仕様を優先したいなら、LM version Lを具体的に見ます。4人までの移動が中心で、後席の設備を最優先に置く場合に、LM EXECUTIVEの前提が合うか検討します。

「その人数で、どんな荷物を持つか」

次に、人数と荷物を同じ日に考えます。人数が少ない時の快適さだけでは、家族旅行の日の使いやすさは分かりません。三列目を使う日は何をあきらめずに積みたいのか、後席の人が乗り降りしたあとどこへ荷物を置くのか、駐車場でバックドアを開けられるのかを確認します。ここまで考えれば、車名や価格帯に引っ張られず、家庭に必要な条件で比べられます。

新型エルグランドとLMは、同じカテゴリーの二択に見えて、家族が使う場面の想定が異なる車です。エルグランドが合いやすいのは、7人で乗る可能性があり、運転・乗降・三列目・荷物を日常の延長で考えたい家庭です。LMが合いやすいのは、4人または6人という定員を受け入れたうえで、後席へ求める時間や設備を大切にしたい家庭です。契約前には、両車のカタログ、対象グレードの見積書、駐車場の寸法、家族の予定を一緒に並べてください。

販売店で確認したいこと

  • 希望する日に何人で乗るか。チャイルドシートを含めた座席配置はどうするか
  • 三列目を使った時に、代表的な荷物をどこへ置くか
  • 自宅・勤務先・よく行く施設の駐車場に、車体だけでなくドアとバックドアの余地があるか
  • 見積書の対象グレード、標準装備、メーカーオプション、ディーラーオプションの区別
  • 車両本体価格以外の登録諸費用、保険料、税金、リサイクル料金、金利を含む支払総額
  • 試乗時に確認したい道、同乗者、チャイルドシートや荷物を販売店へ事前に相談できるか

確認した公式情報

上記の公式情報を2026年9月4日(JST)に確認しました。価格、仕様、装備、販売条件は変更される場合があります。契約前には、注文時点の見積書と主要装備表を販売店で確認してください。