「EVトラックの補助金=CEV補助金」と思っていませんか? 実は事業用(緑・黒ナンバー)のEVトラックは、乗用車向けのCEV補助金とは別の制度が中心です。本記事では、2026年時点で使える国・自治体の補助金の仕組みと、いくら戻るのか、申請の流れまでを、運送・物流事業者の視点で整理します。 (※補助金額はすべて概算です。実際の交付額は車種・予算・審査により異なります。)
① 事業用EVトラックは「CEV補助金」ではない
- CEV補助金(経産省/次世代自動車振興センター)は主に自家用の乗用EV等が中心。
- 事業用のEVトラック・バスは、環境省「商用車の電動化促進事業」(通称LEVO補助金)が主たる支援制度。
- まずは「自社の車両がどの制度の対象か」を押さえることが、補助金活用の第一歩です。
② 国の補助=「ディーゼル車との差額の2/3」が目安
- BEV(電気トラック)の場合、標準的なディーゼル車両価格との差額の2/3が交付の目安。
- 例(概算):車両本体1,390万円のEVトラックで、同等ディーゼル車を約500万円と仮定すると、差額約890万円 → その2/3で約590万円規模が国の補助の目安。
- 車種ごとに登録された補助額が基準。予算上限・公募期間があり、年度内でも枯渇する場合があるため早期申請が有利です。
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③ 自治体の「上乗せ」が効く
- 国の補助に加え、都道府県・市区町村が独自に上乗せするケースが多数(例:東京都など)。
- 地域・予算・申請時期で大きく変わるため、国+自治体の合算で実質負担を見積もるのが現実的。
④ 充電器(インフラ)の補助も併用できる
- 車両だけでなく、充電設備の設置にも補助制度があります。
- 「導入したのに充電できない」を避けるため、車両と充電インフラはセットで補助金設計するのが定石。
⑤ 申請の流れと必要書類(概要)
- 対象車両・補助制度の確認(車種登録・対象可否)
- 交付申請(予算・公募期間の確認、見積・仕様書等)
- 交付決定 → 発注・納車
- 実績報告・補助金交付 – 書類準備が煩雑なため、販売店・支援事業者のサポート活用が現実的です。
⑥ よくある誤解 Q&A
- Q. CEV補助金で申請すればいい? A. 事業用トラックは「商用車の電動化促進事業」が中心。混同に注意。
- Q. 補助金は必ずもらえる? A. 予算・審査によります。確約はできません(概算で見積もり、早期申請が有利)。
- Q. リースでも使える? A. 制度により対象。販売形態で扱いが変わるため要確認。
まとめ
事業用EVトラックの補助金は「国(差額の2/3)+自治体の上乗せ+充電器補助」の合算で考えるのが鉄則。制度は予算次第で締め切られるため、対象確認と早期申請が肝心です。
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