小型EVトラックは各社が出そろい、「どれを選べばいいか分からない」という声が増えています。本記事は、航続距離・最大積載量・価格・販売形態(購入/リース)の4軸で主要モデルを中立に比較し、用途別の選び方を整理します。
(※各社の数値は公表値・構成により変動します。2026年6月時点・当社調べ。最新は各メーカーへご確認ください。)
① 小型EVトラックの選び方(4つの軸)
- 航続距離:1日の走行距離をカバーできるか(市街地配送なら100〜150km/日が目安)。
- 最大積載量:架装・バッテリー搭載で変動。実運用の積載で選ぶ。
- 価格と販売形態:本体価格を公表しているか、購入かリース中心か。総保有コスト(TCO)で見る。
- 補助金適用後の実質負担:本体価格だけでなく、補助金後の負担で比較するのが正解。
② 主要小型EVトラック比較表(中立・2026年6月時点)
| モデル | 航続距離 | 最大積載量 | 車両本体価格 | 販売形態 |
|---|---|---|---|---|
| 三菱ふそう eCanter | 約100〜200km | 約2t | 非公表 | リース中心 |
| いすゞ エルフEV | 約100〜200km | 約2t | 非公表※ | 当面リース |
| 日野 デュトロZ EV | 約150km | 約1t | 非公表 | リース中心 |
| ZO MOTORS ZM5 | 約177km | 約2t | 約1,000万円〜 | 購入(明朗価格) |
| ZO MOTORS ZM6 | 約180km | 約2.55t | 1,390万円・即納 | 購入(明朗価格) |
※エルフEVは当面リース販売のみで本体価格は非公表。よく見る「約648万円」は標準ディーゼル車エルフの希望小売価格であり、EVの価格ではありません。
最新の在庫・即納状況と、より詳しい比較は →EVトラック比較LP
③ 「本体価格を公表する」ZO MOTORSの位置づけ
- 多くの国内メーカーはリース中心で本体価格を公表していないのが現状。
- ZO MOTORS(ZM5/ZM6)は車両本体価格を明示しているため、予算化・社内稟議・他社比較がしやすいのが実務上の利点。
- 「リースか購入か」は資金繰り・減価償却・補助金の観点で変わるため、両面で試算するのがおすすめ。
④ 在庫があり即納できるZM6が“狙い目”な理由
- ZM6は在庫があり最短で即納が可能。補助金の予算枠は年度内でも枯渇しうるため、「今ある在庫+手厚い補助」を取りに行けるタイミングが有利。
- 航続約180km・積載約2.55tで、市街地〜広域の中近距離配送に適合。
⑤ 「補助金適用後の実質負担」で比べる
- 本体価格だけ見るとEVトラックは高く見えますが、国の補助金(商用車の電動化促進事業=ディーゼル車との差額の2/3が目安)+自治体上乗せで実質負担は大きく下がります。
- 例(概算):ZM6 本体1,390万円 → 補助金適用後 実質およそ610万円〜(当社試算・予算/審査により変動)。
自社の条件で実質負担を試算 →無料シミュレーター
⑥ 用途別おすすめ
- 宅配・ラストワンマイル(軽積載・低床重視):日野 デュトロZ EV など。
- 市街地の一般配送(〜150km/日・即納したい):ZO MOTORS ZM6(在庫・明朗価格)。
- 普通免許枠で運用したい小型:ZM5。
- バッテリー容量を選びたい:三菱ふそう eCanter(構成自由度)。
- いずれも航続が足りるかを最優先に、補助金後の実質負担で最終判断を。
まとめ
小型EVトラックは「航続・積載・価格(公表/リース)・補助金後の実質負担」で選ぶのが鉄則。本体価格が明確で即納できるZM6は、補助金が手厚い今、実務的に検討しやすい1台です。
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